毎日繰り返している「意思決定」をよりよくしていくために、どのようなことを考えていく必要があるでしょうか。
「正しい」ということは、社会や市場にとって、「最も望ましいこと」と考えたらどうでしょう。
企業は商品やサービスを提供し、その代価として収入を得るのですから、当然、社会や市場にとって、最も望ましいことをなしていくべきなのです。
この前提は、企業の中で働く人は、直接部門、間接部門のいずれであろうと、事務だろうと現場であろうと、いつも守っていく必要があります。
企業が提供する商品やサービスは、企業で働く人々の部分的な仕事の総和でしかないからです。
この前提は、意思決定にあたって、どうしても見落としてはならない要件を示してもいます。
つまり、社会・市場・顧客について、適切な情報収集と理解がされていないと、正しい意思決定はできない、ということです。
「なんだ、そんなこと、あたりまえだ」と思うかもしれませんが、実際の企業活動は、このあたりまえが実行されていないことが多いのです。
では、市場や顧客の情報があれば、正しい意思決定ができるでしょうか。
情報を入手することは必要ですが、それをただ鵜呑みにするだけでは意思決定になりません。
鵜呑みにするだけでは、企業の主体性がありません。
ビジネスを自らすすめる人間として、ビジネスパーソンは自分の意思を明らかにしていくことが「正しい」意思決定の条件となるのです。
「あなたは一体、何をしたいのか?」という問いにさわやかに答えられる心のなかの何かが求められるのです。
この意思は、単純に自分の好きなことだけをやるといったことではなく、社会への貢献を通しての自己実現といったようなより高次な目標を意味しています。
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