2010年09月20日

正しい意思決定とは

●正しい意思決定とは

毎日繰り返している「意思決定」をよりよくしていくために、どのようなことを考えていく必要があるでしょうか。

「正しい」ということは、社会や市場にとって、「最も望ましいこと」と考えたらどうでしょう。
企業は商品やサービスを提供し、その代価として収入を得るのですから、当然、社会や市場にとって、最も望ましいことをなしていくべきなのです。

この前提は、企業の中で働く人は、直接部門、間接部門のいずれであろうと、事務だろうと現場であろうと、いつも守っていく必要があります。
企業が提供する商品やサービスは、企業で働く人々の部分的な仕事の総和でしかないからです。

この前提は、意思決定にあたって、どうしても見落としてはならない要件を示してもいます。
つまり、社会・市場・顧客について、適切な情報収集と理解がされていないと、正しい意思決定はできない、ということです。

「なんだ、そんなこと、あたりまえだ」と思うかもしれませんが、実際の企業活動は、このあたりまえが実行されていないことが多いのです。

では、市場や顧客の情報があれば、正しい意思決定ができるでしょうか。

情報を入手することは必要ですが、それをただ鵜呑みにするだけでは意思決定になりません。
鵜呑みにするだけでは、企業の主体性がありません。

ビジネスを自らすすめる人間として、ビジネスパーソンは自分の意思を明らかにしていくことが「正しい」意思決定の条件となるのです。
「あなたは一体、何をしたいのか?」という問いにさわやかに答えられる心のなかの何かが求められるのです。

この意思は、単純に自分の好きなことだけをやるといったことではなく、社会への貢献を通しての自己実現といったようなより高次な目標を意味しています。


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posted by ホーライ at 04:58| Comment(0) | 意思決定とは | 更新情報をチェックする

2010年07月31日

意思決定とは  (1)

私たちは毎日意思決定をしています。
ビジネスの意思決定とは社会・市場・顧客の欲求と自分の精神的・内的な欲求との接点
を求めることです。

意思決定のプロセスは、関心事を集める→目的の設定→目標の設定→案の作成→
リスクの予測と対応→結論の選択から成っています。

意思決定には、思考能力が必要です。
これには、分析的思考能力、想像的思考能力、統合化的思考能力があります。


問題が起こりそうな場合、何かの手を打つということを考えます。
それは具体的な行動を起こすことです。
心の中でうまくいくように祈りながら、念力で世の中を変えてしまうこともあるかもしれ
ませんが、通常は、得たい成果を得るためには、人や物に対して、実際的で現実的な行動
をとっていくのです。
そこに「意思決定」しています。

もともと、精密性と効率性は対立する関係にあります。
極端に効率を尊重し、時間を優先させることもあります。
この精密性と効率性のバランスが意思決定ではきわめて重要です。




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